船社

    2025年11月5日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ドライデル・シッピング デラポルタスCEO、日本造船所への発注残は計12隻に

     ギリシャのバルカー船主・オペレーター、ドライデル・シッピングは、今後も日本建造船による船隊整備を重視する戦略を続ける考えだ。足元では日本建造のバルカー12隻を保有するほか、ハンデ続き

    2025年10月29日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ユニオン・マリタイム カッジ社長、日本と欧州など軸に資金調達先拡大

     英国のタンカー・バルカー船社ユニオン・マリタイム(本社=ロンドン)は、世界的な資金調達網の拡大と技術投資を加速している。発注残はプロダクト船やケミカル船を中心に46隻、投資総額は続き

    2025年10月28日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、エラスムス・シップインベスト・グループ スー会長兼CEO、次の投資軸にバルカー、市況注視

     ギリシャの船主エラスムス・シップインベスト・グループは先行きが見通しにくい環境下で柔軟な投資戦略を展開する。ジョン・スー会長兼CEOは本紙のインタビューに応じ、「各プロジェクトの続き

    2025年10月7日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り⑤、東京九州フェリー、強みは高速性とデイリー運航、荷主にPR

     東京九州フェリーは横須賀と新門司を21時間で結ぶ高速性とデイリー運航を強みに、海運シフト需要をさらに掘り起こしていく構えだ。2021年の就航以来、右肩上がりで業績を伸ばしてきたが続き

    2025年9月29日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑧、蘇州下関フェリー、5年連続で黒字、輸送量拡大へ

     SHKライングループの蘇州下関フェリー(SSF)は、下関港と中国・太倉港間を結ぶ国際RORO航路を運航している。高速性とスケジュール順守率の高さ、振動に強いRORO荷役形式を生か続き

    2025年9月26日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑦、関釜フェリー、28年就航へ新造整備計画

     SHKライングループの関釜フェリーは、2028年に現行の国際定期フェリー“はまゆう”の代替船として新造フェリーを建造し、下関―釜山航路に投入する計画だ。メ続き

    2025年9月25日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑥、琉球海運、台湾航路再開10年で成長遂げる

     琉球海運は九州・沖縄―台湾間で国際RORO航路を運航しており、昨年に就航10周年を迎えた。比嘉茂社長は、「多くの顧客や関係者に支えられて成長を遂げてきた。今後も安全運航とスケジュ続き

    2025年9月24日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑤、カメリアライン、“ニューかめりあ”の代替検討

     カメリアラインは博多―釜山間で運航する国際フェリー“ニューかめりあ”の代替船の検討を進めている。同船は2004年建造で、今年で就航21年を迎えた。石田裕晶続き

    2025年9月22日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略④、サンスターライン、新造船効果で好調

     韓国のパンスター(日本総代理店=サンスターライン)は今春、新造クルーズフェリー“パンスターミラクル”を就航させた。新造船効果で旅客運送は好調に推移しており、今後はリピーターの獲得続き

    2025年9月19日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略③、日中国際フェリー、“新鑑真”の後継体制を検討

     日中国際フェリーは、中国のコスコグループとの合弁会社、中日国際輪渡を通じて、阪神―上海間で国際定期フェリーを運航する。現在は2024年に就航した新造船“鑑真号”が旅客・貨物運送を続き

    2025年9月18日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略②、老朽化対応で代替新造再開、船価高と環境対応が課題

     日本に寄港する国際定期フェリーのリプレースが相次いでいる。日中国際フェリーは昨年、中国の招商局工業傘下の金陵船舶(威海)で新造フェリー“鑑真号”を建造し、今年からはコロナ以降休止続き

    2025年9月17日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略①、「第3の輸送モード」へ、コロナで再評価、越境ECに期待

     国際フェリー・RORO船による貨物輸送サービスは、コンテナ船よりも早く、航空運送よりも安い中間商品だ。高速性と定時性が高く、振動や衝撃にも強い輸送品質を特徴として、2020年以降続き

    2025年8月8日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り④、阪九フェリー、人材確保やデジタル化注力、貨物・旅客とも需要増

     阪九フェリーは物流の2024年問題対応で増加している貨物や、インバウンドなどを追い風に伸びている旅客といった需要増に対応するため、人材確保やデジタル化に取り組んでいく。海陸の人材続き

    2025年3月21日

    《連載》コンテナ船社アライアンス新時代<下>、日本直航と安定性強みに集貨促進

    ■PA、日本―欧州直航を拡充  オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)とHMM、ヤンミン・マリン・トランスポートによるプレミアアライアンス(PA)は、直航かつ競争力続き

    2025年3月19日

    《連載》コンテナ船社アライアンス新時代<上>、新サービスで信頼性向上に注力

     2025年はコンテナ船社のアライアンスが再編され、新たな時代の幕開けとなった。単独運航を基本とするMSC、マースクとハパックロイドの欧州2社によるジェミニ・コーポレーション、オー続き

    2025年3月17日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り②、名門大洋フェリー、23年度輸送実績、全部門で過去最高、ドライバーズルーム増設

     名門大洋フェリーでは、2023年度の輸送実績が旅客、乗用車、貨物の全部門で過去最高を記録した。アフターコロナの旅客の回復と物流の2024年問題によるモーダルシフト需要がその要因だ続き

    2025年3月11日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り①、商船三井さんふらわあ、RORO船3隻代替、バイオ燃料でGHG削減、船型大型化で輸送能力増強

     商船三井グループの内航フェリー・RORO船事業会社の商船三井さんふらわあは、東京―九州航路で運航するRORO船3隻の代替船を新造整備する方針で、2028年度後半から29年度の竣工続き

    2025年2月27日

    《シリーズ》海外船社、将来への道筋、アイオニック サラカキスCEO、「日本建造船、船価以上の価値」

     ギリシャ船主アイオニック・シッピングは、保有船のタンカーとバルカー計18隻が、いずれも日本造船所での建造船となる。ディミトリ・サラカキスCEOは本紙インタビューに応え、日本建造船続き

    2025年2月26日

    《シリーズ》海外船社、将来への道筋、ドライデル・シッピング デラポルタスCEO、日本の低燃費重油焚き船に投資

     ギリシャのバルカー船主・オペレーター、ドライデル・シッピングは昨年18万2000重量トン型ケープサイズ・バルカーを名村造船所に発注し、同部門への参入を決めた。船隊整備は今後も日本続き

    2025年2月21日

    《連載》邦船社の船隊動向④LNG船・海洋、LNG船竣工が本格化、海洋分野に広がり

     邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)にとってLNG船・海洋事業は引き続き増強を進める分野となる。  まずLNG船について各社の船隊は、世界最大の船隊規模を誇る商船三井が続き