存在感増す海外船舶管理会社

    海外船舶管理大手が、日本船主との関係を強化しています。脱炭素化や人手不足などの課題にどう対応するか、各社の取り組みを調べました。

    2025年2月25日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社⑨、ウィルヘルムセン・シップ・マネージメント、アフリカなどで船員の採用活動強化

     1861年創立の世界的な海運企業グループであるノルウェーのウィルヘルムセン・グループの船舶管理会社ウィルヘルムセン・シップ・マネージメント(WSM)は1975年の設立。管理船は5続き

    2025年2月20日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社⑧、ウォーレム・グループ、組織面強化し、業界の脱炭素に対応

     ウォーレム・グループは1903年に上海でノルウェー出身の創業者がブローカー業を立ち上げたのが会社の起源だ。1925年から香港に本社を置き、現在は世界19カ国で事業を展開しており、続き

    2025年2月18日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社⑦、OSMトーム、技術管理拠点の新設でサービス強化

     船舶管理会社大手のノルウェー・OSMマリタイム・グループとシンガポール・トームグループが2023年5月に合併して発足したOSMトーム。合併から間もなく2年を迎えるが、船舶技術管理続き

    2025年2月14日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社⑥、フリート・マネージメント、船員の安全と福利を常に最優先事項に

     フリート・マネージメントは香港のカラベル・グループ傘下の船舶管理会社。技術管理下にある船舶は約650隻、2万7000人以上の船員ネットワークを抱えるほか、陸上スタッフ 1200人続き

    2025年2月12日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社⑤、エクゼクティブ・シップマネジメント、配乗士官の8割が自社士官養成学校出身

     エクゼクティブ・シップ・マネジメント(ESM)は、日本船主の保有船の管理を担うべく1998年にシンガポールを本社とする船舶管理専業会社として創業した。現在では、世界の各地に運航支続き

    2025年2月7日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社④、コロンビア・シップマネージメント、世界各国に20の船員派遣拠点

     コロンビア・シップマネージメント(CSM)は、15の管理事務所からなるグローバルネットワークで、世界中で運航する多様な船隊と乗組員に包括的なサポートを提供している。船員を含めたグ続き

    2025年2月5日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社③、ベルンハルト・シュルテ・シップマネージメント、ガーナに新たな船員訓練施設を整備

     ベルンハルト・シュルテ・シップマネージメント(BSM)は140年の歴史を持つドイツ船主、シュルテ・グループのファミリー企業。包括的な船舶管理サービスとともに、個々の顧客の要望に合続き

    2025年2月3日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社②、アングロ-イースタン、「スターリンク」394隻に導入済み

     アングロ・イースタンは、740隻に及ぶ多様な船種を管理している。全面的に技術管理している船舶のほかに、乗組員管理している船舶が500隻含まれる。42カ国に3万9000人以上の船員続き

    2025年1月31日

    《連載》存在感増す海外船舶管理会社①、規模と専門性の強みさらに生かす、脱炭素など船主の課題対応を支援

     海外の大手専業船舶管理会社は、従来からの強みであるスケールメリットと高い専門性を生かして脱炭素化や人手不足などの海運業界が直面する課題に対応する。LNGなどの代替燃料船の船舶管理続き

    • 1