コンテナ船・港湾・物流事業 新井大介常務

    2025年11月4日

    《連載》キーマンに聞く名古屋港の港湾運営①、名古屋港管理組合・横地玉和専任副管理者、今年度長期構想公表へ、PI活用を議論

     名古屋港で新たな長期構想の策定に向けた議論が進んでいる。名古屋港管理組合が今年1月に設置した「名古屋港長期構想検討委員会」では、中間案で新たな長期構想の基本理念に「物流で日本をひ続き

    2025年10月8日

    《連載》内航コンテナ船と戦略港湾④、モーダルシフト対応へ競争力強化

     内航コンテナ船は、トラックドライバー不足や「物流の2024年問題」への対応策となる海運モーダルシフトの受け皿としても注目される。しかし、トラック輸送はドア・ツー・ドアでの輸送利便続き

    2025年10月7日

    《連載》内航コンテナ船と戦略港湾③、日本内航コンテナ船協会・井本会長に聞く<下>、省人力化と外国人で船員不足対応

     内航コンテナ船による国際フィーダー航路は、国際コンテナ戦略港湾政策に基づく地方から主要港への貨物集約に必要不可欠な役割を果たす。トラックドライバーの不足や時間外労働規制の強化に伴続き

    2025年10月6日

    《連載》内航コンテナ船と戦略港湾②、日本内航コンテナ船協会・井本会長に聞く<上>、国際フィーダー、競争から協業へ

     内航コンテナ船社6社が今年8月、日本内航コンテナ船協会(NNCA)を設立した。国際コンテナ戦略港湾政策の集貨策の重要な柱である内航コンテナ船による国際フィーダー輸送の拡大・円滑化続き

    2025年10月3日

    《連載》内航コンテナ船と戦略港湾①、持続可能な運航体制構築が課題

     日本における基幹コンテナ航路の維持・拡大に向けて、地方港から国際コンテナ戦略港湾への集貨で重要な役割を果たす内航コンテナ船サービス。しかし足元では、地方港の港湾労働者不足に伴う作続き

    2025年7月25日

    《連載》データでみる日本港湾<下>、輸出入インバランス最小は八代、国際フィーダー込みでは鹿島

     コンテナ船社が寄港地を決める上で一つの重要な要素となるのが、当該港湾におけるコンテナの輸出入インバランスだ。輸出超過の港の場合は、空コンテナをポジショニングする必要があるため追加続き

    2025年7月24日

    《連載》データでみる日本港湾<中>、実入り伸び率トップは堺泉北港、国際フィーダー(実入り)1位は仙台

     国内59港の中で2024年における外貿の実入りコンテナ取扱量の前年比伸び率が最も大きかったのは大阪府の堺泉北港だった。実入り輸出が96.3%増、実入り輸入が26.2%増となり、と続き

    2025年7月23日

    《連載》データでみる日本港湾<上>、国内59港、24年外貿コンテナは1%増

     2024年の日本港湾における外貿コンテナ取扱量は2年ぶりに増加に転じた。本紙が集計した全国59港の外貿コンテナ取扱量(速報値、実入り・空コンテナ合計)は、前年比1.0%増の175続き

    2025年6月18日

    《連載》キーマンに聞く横浜港の港湾運営④、横浜港運協会・藤木幸太会長、今年度見学会開催、担い手確保へ

     横浜港運協会は、港運業界の人材の確保・育成の取り組みに注力している。今年度は新たに、子どもたちを対象に横浜港の見学会を開催予定で、市民が港や港湾の仕事に触れる機会を創出していく。続き

    2025年6月16日

    《連載》キーマンに聞く横浜港の港湾運営③、横浜港埠頭会社・植松久尚社長、ロジパーク発展へ環境整備

     横浜港埠頭会社は、ロジスティクスパークのさらなる発展に向けて取り組みを進めている。ロジスティクスパークでは、現在9棟の物流施設が稼働中。来年度には全10棟が稼働予定だ。働く人たち続き

    2025年6月12日

    《連載》キーマンに聞く横浜港の港湾運営②、横浜川崎国際港湾会社・人見伸也社長、新中計で取扱量340万TEU目指す

     横浜川崎国際港湾会社(YKIP)は、昨年末に2024~28年度を計画期間とする中期経営計画を公表した。新たな中計では、最終年度の28年度に横浜港でコンテナ貨物取扱量340万TEU続き

    2025年6月9日

    《連載》キーマンに聞く横浜港の港湾運営①、横浜市港湾局・新保康裕局長、取扱拡大へ機能強化、貨物誘致

     横浜港は今月2日で、開港166年を迎えた。横浜市は国際競争力のある総合港湾を目指し、横浜港の機能強化に取り組んでいる。今年度は本牧ふ頭D5ターミナルが一部供用開始予定。さらなる取続き

    2025年6月5日

    《連載》キーマンに聞く東京港の港湾運営④、東京都港湾振興協会・丸山英聡会長、PR活動で人材確保にも貢献

     東京都港湾振興協会は会員向けの情報発信や、東京港の認知度向上に向けたイベントの開催などに注力している。同協会の丸山英聡会長は「一般向けのPR活動を通じ、海運や港湾業界の人材確保に続き

    2025年6月3日

    《連載》キーマンに聞く東京港の港湾運営③、東京港運協会・鶴岡純一会長、港湾人材確保や値上げ交渉促進

     東京港運協会は人材確保や適正料金の収受に注力している。不透明な国際情勢が続く中、東京港の貨物量激減も想定し、港湾人材の流出を防ぐためのセーフティーネットの構築を検討している。東京続き

    2025年5月30日

    《連載》キーマンに聞く東京港の港湾運営②、東京港埠頭会社・服部浩社長、利用拡大へ交通混雑緩和を加速

     東京港埠頭会社は東京港の利用拡大に注力している。昨年度はコンテナターミナル(CT)周辺の交通混雑緩和に向けて、CTの「混雑傾向の分析結果の公表」を開始。渋滞対策で利便性向上を図っ続き

    2025年5月28日

    《連載》キーマンに聞く東京港の港湾運営①、東京都・田中彰港湾局長、CT機能強化やDXで競争力強化

     東京都は今月20日で、開港84周年を迎えた。東京都は今年3月、東京港のコンテナふ頭の2050年の将来像とその実現に向けた戦略を示す「Tokyo Container Vision 続き

    2025年3月21日

    《連載》コンテナ船社アライアンス新時代<下>、日本直航と安定性強みに集貨促進

    ■PA、日本―欧州直航を拡充  オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)とHMM、ヤンミン・マリン・トランスポートによるプレミアアライアンス(PA)は、直航かつ競争力続き

    2025年3月19日

    《連載》コンテナ船社アライアンス新時代<上>、新サービスで信頼性向上に注力

     2025年はコンテナ船社のアライアンスが再編され、新たな時代の幕開けとなった。単独運航を基本とするMSC、マースクとハパックロイドの欧州2社によるジェミニ・コーポレーション、オー続き

    2025年2月26日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑪、ヤンミン・マリン・トランスポート、新造コンテナ船整備を再開

    ■昨年はトップ交代、さらなる成長へ  ヤンミン・マリン・トランスポートはコンテナ船事業が収入全体の約94%を占める。一方で子会社のYESロジスティクスによる物流事業や、光明海続き

    2025年2月25日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑩、ZIM、新造船リプレースで競争力向上

    ■北米中核に南北航路拡大へ  イスラエル船社のZIMは、東西基幹航路におけるコンテナ船社アライアンスに加わっていない。他のメガキャリアのようにグローバルで多様なサービスを提供続き