嶋宗和・日立造船常務執行役員

日立造船、東洋建設、五洋建設は、岩手県から初受注した海底設置型フラップゲート式水門の製作を完了した。日立造船の嶋宗和常務執行役員（社会インフラ事業本部長）は「３社で2003年から開発を進めてきた。水槽実験を行い、2010年からは学識経験者の意見聞きながら焼津漁港で実海域実証実験を行った」と、これまでを振り返った。「開発から14年経って初めて採用された」とようやくつかんだ成果を実感。「長きに...