内藤忠顕・日本郵船社長

日本郵船が先週開催した定時株主総会で、内藤忠顕社長は企業のトップとして重視していること語った。「株主はもちろんお客様、取引先、社会、従業員が大事ですが、その利害は必ずしもいつも一致するわけではないので、そのバランスをどのように取って最も正しい選択をするかが大事です」との考えを示したほか、「今日利益を出そうと思えば簿価の安い船を全てマーケットで売ればよいわけですが、中長期的には決してよいこと...