2026年1月20日無料公開記事洋上風力発電

浮体式洋上風力の売電権利を落札
ユーラスエナジー、スコットランドで

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 ユーラスエナジーホールディングスは15日、海外グループ会社のユーラスエナジーUKが共同出資するハイランド・ウインドを通じ、英スコットランドで計画中のペントランド浮体式洋上風力発電プロジェクトのCfD(差額決済契約)制度に基づく売買の権利を落札したと発表した。CfDは英国の再生可能エネルギー向けの入札制度で、このほど第7回オークション(ラウンド7)が行われた。
 ペントランド浮体式洋上風力発電プロジェクトはハイランド州ケイスネス郡のドーンレイ沖7.5kmに位置する浮体式洋上風力発電事業で、今後、事業化に向け具体的に検討を進め、2030年の運転開始を目指す。完成後の設備容量は最大100MWを予定している。
 ハイランド・ウインドにはユーラスエナジーUKのほか、デンマークのファンド運用会社コペンハーゲン・インフラストラクチャ・パートナーズとスウェーデンのヘクシコン、英政府所有のナショナル・ウェルス・ファンド、グレート・ブリティッシュ・エナジー、スコットランド政府所有のスコティッシュ・ナショナル・インベストメント・バンクが出資する。
 今後、同社グループは同プロジェクトを通じ、浮体式洋上風力発電事業におけるノウハウや技術を蓄積し、国内外の洋上風力発電事業にて積極的に活用していく方針だ。
 CfDでは発電事業者と政府系企業との間で長期間の固定価格(ストライク・プライス)を設定し、運転開始から20年間、対象となる電源の固定価格と市場価格の間の変動する差額を政府が補填するため、発電事業者の再生可能エネルギーへの投資リスクを減らすことができる。

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