《連載》内航オペレーターの針路⑤
28年就航へ新造RORO船整備
琉球海運、本土の需要獲得にも注力

　琉球海運は2028年就航に向けて、新造内航RORO船を1隻整備する方針だ。最適船型や速力を追求し、環境に配慮した安全かつ省エネ性能の高い船としていく。足元の船価高を踏まえ、新造整備と並行して、既存船の使用期間を従来の20年程度から25年程度に延ばしていく。主力の沖縄航路に加え、今後は東京―大阪間など本土のモーダルシフト需要の獲得にも注力していく方針で、サービスを強化していく。比嘉茂社長に...