《連載》投資難の時代を切り拓く
船種拡大や共有でリスク分散
双輝汽船・河上洋右社長

　双輝汽船（愛媛県今治市）はリスク分散の観点から、保有する船種の拡大を探る考えだ。現在の保有船は中小型を中心とするバルカーとフィーダーコンテナ船が計11隻。今後もこれらを投資対象とするとともに、「余裕があれば船種を増やしたい」と河上洋右社長は語る。船舶の共同保有への関心も高く、「複数の船主が集まって船舶共有やプール運航をすれば、自ずとリスク分散ができる」。今後の投資方針を聞いた。 ■...