2025年6月23日投資難の時代を切り拓く

《連載》投資難の時代を切り拓く
中古船も検討、将来は特殊船に関心
TNBオーシャンシッピング・田鍋孝明社長

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 シンガポールの船舶保有会社TNBオーシャンシッピングは新造船投資を当面様子見とする。田鍋孝明社長は「足元の船価は用船マーケットと乖離している。当社としても投資を急ぐ必要がなく、もう少し状況を見てから判断したい」と語る。一方、中古船や新造リセール案件があれば検討する考えだ。投資対象の船種は、堅調な需要と汎用性がある小型バルカーを中心とし、将来的には海上工事などに用いる特殊船にも視野に入れる...

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