就航船向けプロペラ累計受注300基に
三菱重工マリンマシナリ、推進効率改善策で採用進む

　三菱重工マリンマシナリはこのほど、2013年以降の通算のプロペラレトロフィットの累計受注が300基を達成したと発表した。世界的な脱炭素の流れのなかで、推進効率の改善を図る対策として就航船向けの改造を展開している。 　同社によると、低負荷運航向けに最適設計したプロペラへの換装で約2～12%の燃費改善が見込める。これにより燃料費の削減に加え、二酸化炭素（CO2）排出に伴うコスト負担の抑制に...