《シリーズ》建造能力分析
建造ヤード減少で大幅増は想定されず
パナマックス・バルカー

　各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はパナマックス・バルカーを取り上げる。 　2020年以降の過去5年に7万6000～8万2000重量トン級のパナマックス・バルカー（8万4000～5000重量トン型や専用船除く）の建造実績のある造船所、あるいは現時点でパナマックス・バルカーの受注残を持つ造船所の年間建造隻数を表のとおり...