建造能力分析

    新造発注の急回復で世界的に船台需給が逼迫しています。造船各社の建造・受注状況をもとに、船種船型別に世界の建造能力を整理します

    2024年10月15日

    《シリーズ》建造能力分析、小型コンテナ船、中国造船所の建造増加が鮮明に

     各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回は小型コンテナ船(1000〜3999TEU型船)を取り上げる。  201続き

    2024年9月17日

    《シリーズ》建造能力分析、ケミカル船、日本は一部で減少も、中国が大幅増へ

     各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はケミカル船を取り上げる。  2019年に2500〜5万重量トン級のケミ続き

    2024年8月15日

    《シリーズ》建造能力分析、メガコンテナ船(1万TEU以上)、中国が建造拡大、今年は世界で100隻超え

     1万TEU型以上のメガコンテナ船では、中国造船業の存在感が高まっている。かつて市場を独占していた韓国造船大手はLNG船の建造本格化などでコンテナ船の減少が想定される一方で、中国造続き

    2024年7月18日

    《シリーズ》建造能力分析、VLGC、アンモニア需要増も建造量増加せず

    大型LPG船(VLGC)市場では、将来のアンモニア輸送需要の伸びを見越してアンモニア兼用船や大型アンモニア運搬船(VLAC)仕様のVLGCの新造整備の動きも活発化している。新造需要続き

    2024年6月17日

    《シリーズ》建造能力分析、アフラマックス・タンカー/LRⅡ型プロダクト船、年40隻規模、日韓減少も中国増加

     各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はアフラマックス・タンカーと同型のLRⅡ型プロダクト船を取り上げる。  続き

    2024年5月16日

    《シリーズ》建造能力分析、ハンディサイズ・バルカー、ピーク比半減以下の水準継続か

     新造船市場では中国造船所が多くの船種・船型の受注・建造シェアで圧倒しているが、ハンディサイズ・バルカーは日本の造船所が上位シェアに名を連ねる数少ない市場となっている。過去5年は年続き

    2024年4月18日

    《シリーズ》建造能力分析、⑧LRⅠ型プロダクト船、平均3~4隻、最大15隻以下のニッチ市場

    各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。8回目はLRⅠ型プロダクト船(パナマックス級)を取り上げる。

    2024年3月21日

    《シリーズ》建造能力分析、⑦自動車船、中国造船所が今年から建造本格化

     自動車船(6000台積み以上)の新造船市場では中国造船所が2021年以降に台頭しており、今年から建造が本格化する。25年には世界全体で過去最高となる年間70隻以上の自動車船の建造続き

    2024年2月15日

    《シリーズ》建造能力分析、⑥ハンディマックス・バルカー、中国民営の動向が建造量のカギに

    各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。6回目はハンディマックス・バルカーを取り上げる。 2019年以降の過去5年に5続き

    2024年1月15日

    《シリーズ》建造能力分析、⑤パナマックス・バルカー、建造ヤード減少で年間100隻割れ

    各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。5回目はパナマックス・バルカーを取り上げる。 2019年以降の過去5年に7続き

    2023年12月19日

    《シリーズ》建造能力分析、④LNG船、25年以降は年間110隻以上の規模に

    各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。4回目はLNG船を取り上げる。

    2023年11月15日

    《シリーズ》建造能力分析③スエズマックス・タンカー、25年以降建造量回復も余力は小さい

     各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。3回目はスエズマックス・タンカーを取り上げる。  2018年以降の過去5年に続き

    2023年10月16日

    《シリーズ》建造能力分析②VLCC、世界の建造能力は当面年40隻以下か

     各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。2回目はVLCCを取り上げる。  2018年以降の過去5年にVLCCの建造実続き

    2023年9月19日

    《シリーズ》建造能力分析①ケープサイズ・バルカー、当面は減少傾向か

     中国造船所の台頭で世界の新造船竣工量が1億総トンを超えたのが10年前の2011年。中国造船所の台頭後も各国造船所の製品戦略は市場環境に応じて変化している。2021年からの新造発注続き

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