2023年9月12日ケミカル船ヤード、変化の時代
《連載》ケミカル船ヤード、変化の時代(上)
目線は工事確保からインフレ・新燃料へ
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ケミカル船の建造造船所を取り巻く環境が大きく変化している。新造発注の回復により、各社とも当面の手持ち工事を確保し、線表確定の早い造船所は新規商談の対象納期が3〜4年先となっている。その一方で、ステンレス価格の高騰というケミカル船特有の事情もあり、造船所の足元の建造船の採算は総じて厳しい状況だ。今後はインフレ下での採算改善や受注戦略に加えて、新燃料対応も求められるなど、ケミカル船ヤードが直...
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