海洋事業悪化で経常損失拡大
三井Ｅ＆Ｓの前期、造船事業は黒字化

　三井Ｅ＆Ｓホールディングスは13日、2022年３月期の経常損益が257億円の赤字（前の期は82億円の赤字）になったと発表した。造船事業は再編により経常黒字化した一方、三井海洋開発の業績が悪化し、損失が膨らんだ。 　売上高は前の期比10％減の5794億円、純損益は218億円の赤字（前の期は１億3400万円の黒字）だった。持分法適用会社となった三井海洋開発でＦＰＳＯの修繕工事や建設工事の損...