ＪＭＵ、３期ぶり黒字化
21年度経常益８億円、生産性向上と円安で

　ジャパンマリンユナイテッド（ＪＭＵ）は６日、2022年３月期の経常利益が８億円（前の期は90億円の赤字）だったと発表した。資機材費高騰が響いた一方、生産性改善などのコストダウンと円安効果により３期ぶりに黒字化を果たした。 　受注高は前の期比71％増の4073億円で、過去２番目に高い水準だった。新造船市況の急回復を背景に、今治造船との合弁会社日本シップヤード（ＮＳＹ）が商船の受注を重ねた...