21年は2.4倍の8505万トン
世界の新造船発注、受注残2.7年分に回復

　ＩＨＳ（旧ロイド）統計速報値によると、昨年の世界の新造船受注量は1960隻・8505万総トン（4375万ＣＧＴ）で、前年の2.4倍（総トンベース、以下同）となった。コンテナ船やバルカーを中心に発注ブームに沸き、規制前の駆け込み発注があった2015年以来の8000万総トン台となり、手持ち工事も約2.7年分に回復した。また、国別の受注シェアは中国がトップだった。日本は各種統計よりも受注量が少...