2022年2月24日造船キャパシティの現状
《連載》造船キャパシティの現状<中>
停止中の工場、再稼働の余地
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新造船の建造能力を規定している1つは設備だ。2011年以降に造船所の破綻や撤退が相次いだことで、多くの設備が稼働を停止した状態になっている。本紙試算によると、2011年の世界の1億総トンの建造能力のその後を工場単位で調べたところ、倒産や事業転換、一時休止などに伴い、現時点で工場として新造船を建造していない分が、およそ2500万総トン規模ある。
残りの稼働中の工場が、ピーク時の2011...
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