次世代電化船の標準船型、初採用
三菱造船とｅ５ラボのROBOSHIP、内航の電気推進普及へ

　三菱造船がｅ５ラボと共同開発した標準ハイブリッド電気推進船「ROBOSHIP」のデザインが、新造のバイオマス燃料運搬船に初採用された。内航海運の二酸化炭素（ＣＯ２）削減と船員の作業負荷軽減を実現する次世代標準船として開発した新船型。三菱造船はエンジニアリング事業の柱の１つとしている「船の電化・自動化・自律化」で、具体的な商用船プロジェクトが実現した格好だ。 　昨報のとおり、本田重工業が...