８月も契約１ケタと低迷続く
日本の新造船受注、58万総トン、海外向けゼロ

　日本船舶輸出組合が９日発表した今年８月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は９隻・58万総トンで、トン数ベースで前年同月比５％増となった。７カ月ぶりに前年同月実績を上回ったものの、隻数は１ケタと低迷が続いている。海外船主向けもゼロだった。 　新型コロナウイルスの感染拡大による新造商談停止の影響などが４月以降鮮明に表れている。８月は契約トン数が５カ月ぶりに50万総トンを上回ったものの、契約...