川崎汽船・ドライ部門、17年度黒字化へ、安定収益拡充目指す

17年度黒字化へ、構造改革と市況上昇で 川崎汽船・ドライ部門、安定収益拡充目指す 　川崎汽船のドライバルク部門は2017年度に14年度以来３期ぶりの黒字化を見込んでいる。ドライ市況は損益分岐点にとどかないまでも前期比で改善を見込み、15・16年度に実施した構造改革によるコスト減少も寄与する。中小型船の赤字幅が縮小し、中長期契約が主体のケープサイズ・石炭船・チップ船の利益がそれを上回る。1...