99年度改造・修繕完工高は1,147億円/造工まとめ、２年連続で過去最低記録

日本造船工業会が５日発表した99年度の船舶改造・修繕工事完成高は、1,200億円の大台を割り込み、合計1,147億円だった。過去最低だった98年度実績（1,219億円）をさらに６％下回った。中東の修繕ドックの発展、中国およびベトナムといった新勢力の台頭、円高によるコスト競争力の減少などが完成高悪化の要因という。工事種類別で見ると、売上高が増加したのは「海難工事」のみ。「官公庁船」は横ばいだ...