小林造船が自己破産、負債９億円

島根県の中小造船所、小林造船所（温泉津小浜、小林博通社長、資本金4,800万円、従業員38人）が５月31日、松江地裁出雲支部に自己破産を申し立て、事実上倒産した。地元紙によると、負 債総額は約８億9,000万円。同支部は近く破産決定を行う予定。 　同社は1869年（明治２年）の創業。アルミ漁船などを建造してきた。88年９月期には売上高が10億円以上あったが、沿岸漁業不振に伴う漁船需要の低迷...