2023年1月6日
《年頭あいさつ》
新たな社会構造変化に対応
●日本造船工業会・宮永俊一会長
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▼わが国の造船業を取り巻く環境は、世界的な船腹過剰と供給力過剰に加えて、市場を歪曲する競合国の政府助成、地球温暖化対策の加速化による船主の発注マインドの低下、さらには新型コロナウイルス感染拡大などが主な要因となって、受注低迷が続き、一時は危機的な水準にまで落ち込んだ。その後、昨年の海運市況の好転を背景に、新造船の需要も回復傾向に転じ、仕事量はある程度確保できたものの、鋼材などの資機材価格...
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