新型肺炎影響で２月コンテナ20％減
上海港、リーマン・ショック以来の２ケタ減

　世界最大のコンテナ港湾である上海港が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、コンテナ取扱量を大きく減らしている。上海国際港務集団（ＳＩＰＧ）によると、今年２月のコンテナ取扱量は前年同月比19.5％減の229万8000ＴＥＵとなり、大幅に減少した。月間ベースで２ケタ減となるのはリーマン・ショック後に貨物が落ち込んだ2009年８月の14.4％減以来となる。一方で、足元では生産活動の再開に...