2021年12月22日

記者座談会/この1年【規制・技術】
海運界「50年排出ゼロ」へ加速
脱炭素の研究開発激化、国内連携も強まる

  • X
  • facebook
  • LINE
 国際海運の「2050年カーボンニュートラル化」が大きなテーマとなった今年。IMO(国際海事機関)でも50年排出ゼロ目標への見直しに向けて動き出した。技術開発でもアンモニアや水素などの新燃料の実用化研究が加速した。日本はグリーンイノベーション基金を活用した共同開発プロジェクトが始まったが、各国間で産官学を挙げての開発競争が激しくなっており、実用化も想定より早まりつつある。日本では舶用メーカ...