1. コラム

2016年2月19日

(188)トイレへどうぞ

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 川崎汽船は『KR計画』を成功させ活力を取り戻した。その先導者、新谷功氏の役割は極めて大きいが、定航業を支える人材の数々や自動車専用船部門の活況、低金利時代の到来など自身の底力と時代のめぐり合わせに恵まれた点も見逃せない。  まず金利の推移について説明しておきたい。今でこそ低金利はすっかり定着しているが、1970年代から90年代半ばにかけ高金利の状況が続いた。10年国債利回りで見ると、79...