1. コラム

2016年2月12日

(187)三は万物を生じる

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 川崎汽船の『KR計画』(本連載前回参照)は「真に身を削るコスト節減を」という新谷功氏の提言で実践に移され、見事に実効を上げた。  新谷さんは「93年(平成5年)10月のKR活動開始から1年ほどで手応えらしきものを感じ始め、さらに数カ月を経て95年(平成7年)3月期の黒字浮上(実質経常損益ベース)を確認し一息つくことができた」と振り返る。ターゲート10の運動終了時は松成博茂会長に「あきまへ...