1. コラム

2015年4月10日

(146)独立不羈の旗印

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 コンテナリゼーションは川崎汽船にとって千載一遇の好機だった。「新天地であれば邦船間協調の“たが”がゆるみ、自己裁量の範囲が拡がるはず。ならばサービス、オペレーションの差別化を徹底し、メジャープレイヤーへの階段を一気に駆け上がることも可能」と考えられた。独立不羈こそ川汽が目指す道であり、その「旗印」ともいえる存在がロングビーチのITSだった。  川汽は1967年(昭和42年)、ロングビーチ...