IMO次期排出規制

    国際海事機関(IMO)では、国際海運の温室効果ガス(GHG)排出ゼロ目標達成に向けた次期規制(中間対策)の議論が大詰めを迎えています。新たな規制は、2025年秋の委員会で採択され、27年3月発効、28年1月の運航から対象となる見通しです。船舶の燃料転換などが一気に加速する可能性があります。

    2025年4月16日

    IMO次期排出規制前進、次の焦点は欧州地域規制の見直し、二重負担が課題に

     国際海事機関(IMO)の温室効果ガス(GHG)排出削減に向けた次期規制(中期対策)が合意され、今秋の採択に向けて大きく前進した。次のテーマとなるのが欧州で導入済みの独自の排出規制続き

    2025年4月15日

    海運排出ゼロへGHG強度規制合意、IMOの次期排出規制、27年発効へ前進

     7日~11日に開催された国際海事機関(IMO)の第83回海洋環境保護委員会(MEPC83)で、国際海運の温室効果ガス(GHG)排出ゼロ目標達成に向けた具体策が承認された。使用燃料続き

    2025年4月15日

    IMO、海運排出ゼロへの意志ぶれず、波乱のMEPCも想定以上の内容で合意

    MEPC83の本会議の様子(動画提供IMO)

    2025年4月15日

    IMO新規制案確定、重油焚船は28年から基準満たせず、燃料転換の試算可能に

     国際海事機関(IMO)で温室効果ガス(GHG)排出次期規制案が合意され、規制で求められる基準値と、負担金額も案が固まった。現状の案だと、2028年の規制開始時点から、従来型の重油続き

    2025年4月15日

    海運団体、IMO脱炭素中間対策合意を歓迎、「ゼロエミ船開発を後押し」と明珍船協会長

     国際海事機関(IMO)で海運脱炭素に向けた中期対策が合意されたことを受けて、海事関連団体は11日から14日にかけて相次いで声明を発表した。日本船主協会の明珍幸一会長は「外航海運は続き

    2025年4月9日

    続々始まる環境規制、対応複雑化、26年に英国とトルコがETS、27年にIMO次期規制

     新たな船舶の温室効果ガス(GHG)排出規制が来年以降も立ち上がる。欧州では昨年から欧州排出権取引制度(EU-ETS)、今年から燃料油規制FuelEUマリタイムが始まったが、これに続き

    2025年4月7日

    7日開幕のIMO・海洋環境保護委員会、中期対策の承認に向けて議論

     国際海事機関(IMO)の第83回海洋環境保護委員会(MEPC83)が7日~11日にかけて、英ロンドンで開催される。この会合では、国際目標「2050年頃までに国際海運からの温室効果続き

    2025年3月31日

    IMO・MEPC83が来週開幕、GHG中期対策の承認に向け議論、課金が大きな論点に

     国際海事機関(IMO)第83回海洋環境保護委員会(MEPC83)が4月7日に開幕する。国際海運の温室効果ガス(GHG)の排出削減に向けて、IMOは経済的手法と規制的手法を組み合わ続き

    2025年3月4日

    国交省・宮武海事局長、IMOの中期対策、落とし所探る、経済的手法で

     国土交通省の宮武宜史海事局長は3日に専門紙記者と懇談し、国際海事機関(IMO)で先月行われた第18回温室効果ガス(GHG)中間作業部会(ISWG-GHG18)について、「対立する続き

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