近海船事業の未来像

    2024年11月11日

    《連載》近海船事業の未来像⑨、第一中央近海、東南アジア・中国向け貨物の営業強化

     第一中央汽船グループの第一中央近海は、東南アジア発着貨物や東南アジア出し中国向け貨物の取り込みの強化に意欲を示す。同社の太田耕之輔社長(第一中央汽船取締役専務執行役員)は「日本人続き

    2024年10月24日

    《連載》近海船事業の未来像⑧、NYKバルク・プロジェクト、東南ア出し木質ペレットに期待

     日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクト(NBP)の近海船部門では需要増加に合わせ、アジア出し日本向け復航のバイオマス輸送を拡大させている。バイオマスの中でも頭打ちになりつつ続き

    2024年10月22日

    《連載》近海船事業の未来像⑦、川崎近海汽船、ニーズに合わせ船型こだわらず整備

     川崎汽船グループの内航・フェリー・近海船オペレーター、川崎近海汽船では、東南アジア出し日本向け復航の太宗貨物バイオマスの取り込みに注力している。今年度には既存の1万3000重量ト続き

    2024年10月18日

    《連載》近海船事業の未来像⑥、東興海運、鋼材輸送重視、プレゼンス拡大目指す

     ハンディサイズ・バルカー/近海船オペレーターの東興海運は日本出し往航の鋼材輸送を重視しており、鋼材輸送での同社プレゼンスをさらに高めたい考えだ。井髙建介社長は「近海船の船隊規模や続き

    2024年10月16日

    《連載》近海船事業の未来像⑤、イースタン・カーライナー、役割の変化見据え新船型を模索

     イースタン・カーライナー(ECL)は今年新造用船を決めた1万7000重量トン型1隻は重量物輸送にも対応した新たな設計を採用するなど、近海船の役割の変化を見据えた新船型の模索を始め続き

    2024年10月11日

    《連載》近海船事業の未来像④、NSユナイテッド海運、鋼材輸送のサービス品質向上に注力

     NSユナイテッド海運の近海船部門は現在短期・中期用船による約20隻の基幹船隊を運航している。同部門を担当する入江徹也執行役員と菅井正樹執行役員は「鋼材の輸送品質向上に注力すること続き

    2024年10月9日

    《連載》近海船事業の未来像③、商船三井ドライバルク、三国間輸送、東南アジア以遠も焦点

     商船三井ドライバルクの近海船事業は、業界でも最大規模のバイオマス輸送量を誇るほか、新たな取り組みとして東南アジアでの三国間輸送を展開している。現在その第1段階としてベトナム/イン続き

    2024年10月7日

    《連載》近海船事業の未来像②、邦船オペ、新造発注鈍化、船隊規模維持が課題に、供給減少を危惧

     邦船オペレーターによる近海船(1万重量トン級の在来貨物船)の新造発注が鈍化している。2021〜22年にかけては鋼材運賃の修復が進んだことや、近海船の建造に新規参入・再開する国内造続き

    2024年10月4日

    《連載》近海船事業の未来像①、邦船オペ、太宗貨物に注力、東南ア深堀も、事業戦略が多様化

     近海船(1万重量トン級の在来貨物船)では日本出しアジア向け往航の太宗貨物鋼材の減少とアジア出し日本向け復航の太宗貨物バイオマスの増加による需要の変化を背景に、邦船オペレーター各社続き

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