船舶融資のこれから

    2021年2月10日

    《連載》船舶融資のこれから⑥(最終回)、地銀、案件ごとに提携検討、大型案件対応で協調融資が候補に

     地銀の多くは船舶融資で、金融機関同士の連携策を個別案件ごとに進めていく考えだ。山口フィナンシャルグループ(山口FG)と愛媛銀行のような本格提携を視野に入れている地銀は少ない。具体続き

    2021年1月25日

    《連載》船舶融資のこれから⑤、自律船や環境船への対応が課題、融資金額、既存船への影響など

     船舶融資を扱う地銀にとって、長期的な課題は今後の普及が見込まれる自律運航船や環境対応船への対応になる。船価が高額になれば、地銀1行での融資は難しくなり、協調融資など他行との連携が続き

    2020年12月15日

    《連載》船舶融資のこれから④、融資可否は総合判断、アセットに重きを置く地銀も

     船舶金融が高度化、複雑化する中、地方銀行は国内船主(船舶オーナー)向けの船舶融資で与信判断に頭を悩ませている。コーポレート・ファイナンスの観点が最重要との考えでは各行とも共通して続き

    2020年12月3日

    《連載》船舶融資のこれから③、海外オペの与信、行動履歴を重視、用船契約への依存度低減型融資も

     地方銀行の国内船主(船舶オーナー)向け船舶融資では、用船者が海外オペレーターである案件が過半を占めるようになった。コロナショック後に用船料減額を要請する海外オペが急増した記憶が新続き

    2020年11月25日

    《連載》船舶融資のこれから②、リスク取り、工夫で案件発掘へ、従来型の融資では継続困難

     地方銀行の大半は国内船主(船舶オーナー)向けの船舶融資について、従来の延長線上ではない新たな取り組みを進めていく考えだ。融資案件が減少してその中身も高度化・複雑化する中、これまで続き

    2020年11月12日

    《連載》船舶融資のこれから①、案件不足で残高減少へ、売船再開で予想以上の落ち込みも

     地方銀行が手掛ける国内船主(船舶オーナー)向けの船舶融資について、本紙は主要地銀に今後の方向性などを聞いた。融資残高については案件不足を反映し、減少を見込んでいる地銀が大半だ。早続き

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