船舶管理「次の姿」

    2024年2月5日

    《連載》ニッポンの船舶管理業<上>、人材問題や世界対応に挑み船主支える

     船舶の安全・安定運航の肝となる船舶管理。船舶の修繕、船用品の手配、船員配乗などを行うこの機能を船主や船社(オペレーター)が自ら担うことは多いが、国際規制の複雑化、船舶管理の担い手続き

    2024年2月1日

    《連載》将来見据える海外船舶管理会社②、ベルンハルト・シュルテ、優秀な船員の採用活動さらに強化

     ベルンハルト・シュルテ・シップマネージメント(BSM)はドイツ船主、シュルテ・グループのファミリー企業。140年以上にわたる海運業界での経験を生かし、包括的な船舶管理サービスとと続き

    2024年1月30日

    《連載》将来見据える海外船舶管理会社①、アングロ-イースタン、「スターリンク」を積極的に展開

     昨年大型のM&A(合併・買収)案件が相次いだ海外の船舶管理会社。海事産業業界を挙げた脱炭素化への対応が求められる中、船舶の運航をあらゆる面からサポートする船舶管理会社の役割がこれ続き

    2023年3月7日

    《連載》進化続ける海外船舶管理会社⑦、ウィルヘルムセン、新燃料船に対応可能な船員の能力開発強化

     1861年創立の世界的な海運企業グループであるノルウェーのウィルヘルムセン・グループの船舶管理会社ウィルヘルムセン・シップ・マネージメント(WSM)は1975年の設立。長年にわた続き

    2023年3月1日

    《連載》進化続ける海外船舶管理会社⑥、OSMマリタイム・グループ、M&A積極活用で成長、トームと合併へ

     ノルウェーの港町、アーレンダールに本社を置く船舶管理大手、OSMマリタイム・グループは、同グループのオーナーで現在会長を務めるビヨン・トーレ・ラールセン氏によって1989年に設立続き

    2023年2月27日

    《連載》船舶管理と人材<下>、「従来のやり方通用せず」新たな手法探る

     今の日本において人材確保は多くの産業の共通課題だが、「人のビジネス」と言われる船舶管理業にとっても同様だ。  ある国内船舶管理関係者は「日本人船舶管理監督(SI)の継続的な確保続き

    2023年2月24日

    《連載》船舶管理と人材<上>、船員国で管理、海技者いる場所へ

     船員供給国で船舶管理を行う例が増えてきた。このコンセプトは決して新しいものではない。世界最大の船員配乗国であるフィリピンは以前から日本の海運会社、船舶管理会社が技術的な管理拠点と続き

    2023年2月24日

    《連載》進化続ける海外船舶管理会社⑤、フリート、脱炭素対応の訓練施設など整備加速

     フリート・マネージメントは香港のカラベル・グループ傘下の船舶管理会社。船舶管理に加え、新造船管理サービスなど幅広いサービスを提供している。バルカー、ケミカル船、MR型プロダクト船続き

    2023年2月17日

    《連載》進化続ける海外船舶管理会社④、エグゼクティブ、統一デジタルプラットフォーム立ち上げへ

     エグゼクティブ・シップ・マネジメント(ESM)は過去5年間、業務の効率化、安全性の向上、環境規制への対応、代替燃料の利用などを目的に組織全体のデジタル改革を進めてきた。自社開発シ続き

    2023年2月14日

    《連載》進化続ける海外船舶管理会社③、コロンビア、新プラットフォーム導入などデジタル強化

     コロンビア・シップマネージメント(CSM)は、キプロスをはじめ13カ所に管理オフィス、2カ所に駐在員事務所を置き、450隻以上の船舶を管理している。船員を含めたグループ人員は1万続き

    2023年2月8日

    《連載》進化続ける海外船舶管理会社②、ベルンハルト・シュルテ、船舶管理プロセスのデジタル化推進

     ベルンハルト・シュルテ・シップマネージメント(BSM)はドイツ船主、シュルテ・グループのファミリー企業。140年以上にわたり海運業界で船主業をはじめとしたビジネスを展開しており、続き

    2023年2月6日

    《連載》進化続ける海外船舶管理会社①、アングロ-イースタン、ムンバイに最新鋭の訓練施設を開設

     今年から就航船燃費規制(EEXI)、燃費実績格付け制度(CII)が始まったほか、来年からEU−ETSへの対応などさまざまな環境規制への対応を求められる海運業。その課題解決に向けて続き

    2022年12月9日

    《連載》邦船大手の船舶管理 in シンガポール③、Kマリンシップマネージメント、エネルギー船管理と新技術支える前線基地

       川崎汽船グループの船舶管理会社であるKマリンシップマネージメント(K Marine Ship Management Pte. Ltd.、略称KMSM、代表者=福田続き

    2022年12月7日

    《連載》邦船大手の船舶管理 in シンガポール②、MOLタンクシップ・マネージメント、高付加価値船の管理で広がる役割

     商船三井グループのインハウスの船舶管理会社であるMOLタンクシップ・マネージメント(本社=シンガポール)は原油輸送のVLCC、エタンやLPG、アンモニアを運ぶ液化ガス輸送船などの続き

    2022年11月22日

    《連載》邦船大手の船舶管理 in シンガポール①、NYKシップマネージメント、船員供給国での管理探りインドに拠点

     日本郵船のインハウスの船舶管理会社でシンガポールに本社を置くNYKシップマネージメント(NYKSM)は、シンガポール、フィリピン・マニラに続く3つ目のテクニカル管理拠点を今年7月続き

    2022年3月29日

    《連載》邦船大手・船舶管理の新潮流④、川崎汽船・綾専務に聞く、陸上支援充実、拠点のあり方検討

     川崎汽船は船舶の安全運航に関する陸上からの支援を充実させる。各船から自動送信される船舶運航データを収集し、これを性能管理や燃費管理、最適運航に活かすシステム「K-IMS」について続き

    2022年3月28日

    《連載》邦船大手・船舶管理の新潮流③、商船三井・谷本執行役員に聞く、拠点分散でリスク管理

     商船三井はインハウスの船舶管理会社を船種別に分け分散管理を行っており、リスク管理の観点も含めてこの体制を維持する。船舶管理拠点として、新たにインドの活用も進める考えだ。また、外国続き

    2022年3月25日

    《連載》邦船大手・船舶管理の新潮流②、日本郵船・小山専務に聞く、デジタル船舶管理で透明性追求

     日本郵船は、より安全な船舶管理体制を目指し、データ活用を一段と進める。小山智之専務執行役員(技術本部長)は「船舶管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)に従来から取り組んで続き

    2022年3月24日

    《連載》邦船大手・船舶管理の新潮流①、安全・環境で視線集まる「船舶管理」

     安全運航・環境保全への意識のさらなる高まりや、新燃料船をはじめ新たな技術の導入などを背景に、昨今、「船舶管理」がこれまで以上にクローズアップされている。海運各社が安全運航という大続き

    2022年3月18日

    《連載》海外船舶管理会社に聞く⑦、Vグループ、船員ケアを重視、脱炭素で豊富な経験

     Vグループは、コロナ禍に対応するため社内に専門組織を立ち上げ、2020年3月以降、10万人以上の乗組員の交代を成功させたほか、船員のケアに対してさまざまな施策を実施してきた。船舶続き