展望船主ビジネス

    2025年4月1日

    《連載》展望 船主ビジネス、低調・増加で見方分かれる、マーケット売船、船型も影響

     国内船主によるマーケット売船動向は関係者の見方が分かれている。新規投資難、売船候補船の減少などから昨年来の低調推移を見通す関係者は多い。一方、中古船価は下落したが円安傾向が続いて続き

    2025年3月13日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資先、ケープや小型船が有望、タンカー人気に陰り

     国内船主による今年の投資ターゲットはバルカーが中心になりそうだ。昨年まで投資対象としてリスクが高いとみなされてきたケープサイズに関心を示す船主が増えているのが特徴的。将来の船腹不続き

    2025年3月4日

    《連載》展望 船主ビジネス、中国造船への発注は減少か、先納期・船価上昇で魅力減退

     国内船主の中国造船所への発注は減少するとの見方が多い。中国造船も納期が先物になり、船価も上がって、発注リスクに見合った魅力が薄れてきているからだ。米中摩擦の激化予想で中国リスクを続き

    2025年2月14日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資は低調、市況下落が追い打ち、大手船主は投資継続、二極化へ

     2025年の国内船主のビジネスはどうなっていくのだろうか。業界関係者に聞き取り調査したところ、今年の投資活動は低調になるとの見方が支配的だった。昨年までの船価高、先物納期、環境対続き

    2023年5月29日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、短期契約に前向き、コスト上昇リスクをヘッジ

     短期用船を積極的に船隊ポートフォリオに組み込む国内船主が増えている。金利コストと船舶経費が同時上昇し、長期の固定用船料では収支が圧迫される懸念があるからだ。短期契約を持つことで、続き

    2023年5月23日

    《連載》展望 船主ビジネス、福永海運・福永社長インタビュー、インデックスと中古船モデルが定着

     福永海運(大分県佐伯市)の福永庄一朗社長は本紙インタビューで、昨年末にハンディマックス・バルカー1隻を中古買船し、これによって同部門が10隻体制になったことを明らかにした。このう続き

    2023年5月18日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、シンガポール進出検討、事業環境好転、競争激化で

     国内船主によるシンガポール進出機運が再び高まっている。シンガポールの各種コストはここにきて一段と上がっているが、それを上回る税制メリットが再評価されているからだ。船主を取り巻く事続き

    2023年4月27日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、コンテナ船投資に一服感、需要減と用船料で

     「われわれオーナーからすると、コンテナ船への投資はしばらく難しいと感じている」(船主経営者)。国内船主は過去5年間ほどメガコンテナ船やフィーダーコンテナ船への投資を急拡大してきた続き

    2023年4月25日

    《連載》展望 船主ビジネス、宮崎産業海運、環境対応に向けて新造船投資

     宮崎産業海運(大分県津久見市)は現在、ケープサイズ1隻とカムサマックス(8万2000重量トン級パナマックス)4隻の発注残を持っており、今後も環境対応に向けた省エネ船への代替を目的続き

    2023年4月19日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、先行発注が増加、用船契約なし、収益性向上目的で

     用船契約を付けずに新造発注する国内船主が増えてきた。新造船価の高止まりとマーケットの先行き不透明感で条件の良い用船契約が少ないためで、先行発注してから用船契約を確保する考えの船主続き

    2023年4月17日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、船舶の代替投資先、需要高まる、航空機やJOLCOなど

     国内船主による船舶代替投資先の需要が高水準で推移している。船価高などを背景に用船条件が厳しく、本業の船舶投資が難航して償却資産不足に直面しているからだ。航空機や船舶のJOLCO(続き

    2023年3月31日

    《連載》展望 船主ビジネス、船舶経費、上昇長期化に警戒感、金融機関も注視、船主経営圧迫

     国内船主が船舶経費インフレの長期化を警戒し始めた。船員費や修繕費、潤滑油費、保険料など船舶経費を構成する品目の大半でコストが上昇している。現段階では堅調な海運市況や円安の好影響も続き

    2023年3月27日

    《連載》展望 船主ビジネス、クミアイ、アンモニア輸送対応VLGC3隻に、「投資はバランス重視」と黒柳MD

     くみあい船舶が100%出資するシンガポール船主、クミアイ・ナビゲーションはこのほど川崎重工業にアンモニア輸送対応の大型LPG船(VLGC)を追加発注し、発注残はVLGC3隻となっ続き

    2023年3月9日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、売船活動停滞、償却資産確保できず、POも影響

     国内船主による売船活動の停滞が続きそうだ。新規投資が難しく、引き続き償却資産が確保しにくいからだ。用船者による買取オプション(PO)の行使も、売船を躊躇させている。昨年までの好環続き

    2023年2月28日

    《連載》展望 船主ビジネス、福神汽船、瀬野社長インタビュー、船舶管理強化、船隊増強も

     大手船主の福神汽船(愛媛県今治市)は船舶管理を強化し、それに応じて中長期的な船隊規模を検討していく。船長、機関長出身者を20人近く雇用するなど船舶管理に強みがあるが、今後はIT化続き

    2023年2月22日

    《連載》展望 船主ビジネス、極東海運実業、海部社長インタビュー、短期契約増え営業力が重要に

     在京船主の1社である極東海運実業の海部圭史社長は本紙インタビューに応じ、環境対応船の導入ではプレイヤー間の「時間軸」を意識すべきとし、「中小型船だから(環境対応が)後になると高を続き

    2023年2月17日

    《連載》展望 船主ビジネス、SLB需要、利下げ折込み下火か、国内船主向け、欧州銀次第で状況変化も

     国内船主が償却資産確保を目的に投資してきたセールス・アンド・リースバック(SLB)案件は、今後下火になっていく可能性がある。ドル金利の上昇に一服感が出ている中、現在の高金利ベース続き

    2023年1月31日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会④、海事産業全体で成長を

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き

    2023年1月30日

    《連載》展望 船主ビジネス、瀬野汽船・瀬野社長インタビュー、LNG燃料船の船員300人育成

     瀬野汽船の瀬野洋一郎社長は本紙インタビューで、新燃料船の建造について、「まずはLNG燃料船とメタノール燃料船に取り組み、2030年頃にアンモニア燃料船を考えていく」と語った。今年続き

    2023年1月30日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会③、脱炭素でオペ、荷主と協力を

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き