コンテナ船上位10社の事業戦略

    主要コンテナ船社の投資が活発化しています。運航規模の拡大や環境対応、コンテナやターミナルへの投資、事業多角化、さらに人材への投資。コンテナ船大手10船社の事業戦略や投資動向についてまとめます。

    2025年2月26日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑪、ヤンミン・マリン・トランスポート、新造コンテナ船整備を再開

    ■昨年はトップ交代、さらなる成長へ  ヤンミン・マリン・トランスポートはコンテナ船事業が収入全体の約94%を占める。一方で子会社のYESロジスティクスによる物流事業や、光明海続き

    2025年2月25日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑩、ZIM、新造船リプレースで競争力向上

    ■北米中核に南北航路拡大へ  イスラエル船社のZIMは、東西基幹航路におけるコンテナ船社アライアンスに加わっていない。他のメガキャリアのようにグローバルで多様なサービスを提供続き

    2025年2月21日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑨、HMM、30年までに155万TEUへ規模拡大

    ■成長へ投資を積極化  韓国船社HMMは昨年、新たな中長期戦略を策定した。2030年までに総額23兆5000億ウォン(約175億ドル)を投資し、このうち60%以上に当たる約1続き

    2025年2月20日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑧、エバーグリーンマリン、着実に規模拡大

    ■次世代燃料船の投資を加速  エバーグリーンマリンはM&Aに依らず、一貫して自社船隊の急速な整備により事業規模を拡大してきた。海事調査会社アルファライナーによると、2月1日時続き

    2025年2月19日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑦、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス、30年度に運航規模300万TEUへ

    ■サステナブルな成長を追求  オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は昨年、2030年度までの新たな中長期戦略「ONE2030」を策定した。24~30年度の7年間で続き

    2025年2月18日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑥、ハパックロイド、トップ5の座を堅守へ

    ■新中計は「Pureplay-Plus」  ハパックロイドは昨年、2030年までの新たな中長期戦略「ストラテジー2030」を発表した。新戦略では「Pureplay-Plus」続き

    2025年2月17日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略⑤、コスコシッピングラインズ/OOCL、デュアルブランドで事業強化

    ■海外CT投資や物流強化も積極化  コスコグループは過去10年間で、チャイナ・シッピングとの合併やOOCLの買収を行い、事業規模を大きく拡大してきた。OOCLは現在もコスコシ続き

    2025年2月14日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略④、CMA-CGM、陸海空で競争力強化

    ■低炭素船の整備促進  CMA-CGMは近年、コンテナ船事業の規模を拡大してきた。APLの買収に加え、南米域内のメルコスル・ラインや欧州域内のコンテナシップスなど多数の域内専続き

    2025年2月13日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略③、マースク、インテグレーター戦略を推進

    ■伝統的なコンテナ船社から脱却  マースクは2016年以降、コンテナ物流のインテグレーター戦略を推進している。コモディティ化した伝統的なコンテナ船社から脱却し、海上コンテナ輸続き

    2025年2月12日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略②、MSC、規模拡大とM&Aを加速

    ■コンテナ船を軸に多様な事業  MSCグループは業績を一切発表しておらず、売上高や損益などは不明。ただ、同社のサステナビリティレポートによると、コンテナ船事業における2023続き

    2025年2月10日

    《連載》コンテナ船上位10社の事業戦略①、競争力強化へ投資活発化、次世代燃料船の整備も加速

     主要コンテナ船社の投資が活発化している。競争力強化のための運航規模の拡大と、温室効果ガス(GHG)排出削減や環境規制対応に向けた新燃料コンテナ船の建造が進むほか、コンテナやターミ続き

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