2009年2月25日
執着心で危機下を率いる
長谷川 聰氏
川崎重工常務取締役<次期社長>
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●舌の根も乾かぬうちに 「“疾風に勁草を知る”。つまり困難なときこそ人の真価が分かる」。今年、社内の年始あいさつでそう話し、「厳しい経営環境に一人ひとりが強い意志で立ち向かおう」と社員に語りかけた。そのわずか数週間後、大橋忠晴社長に後任社長の打診を受けた。「逃げるわけにはいかないと腹をくくった」。
●執着心が決め手 大橋社長は後任の決め手として長谷川氏の「執着心」を挙げた。開発費負担が大き...
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