津村正男・基幹労連委員長

基幹労連の春季労使交渉は２年サイクルだが、今年春は総合重工や造船などが１万円超の賃金改善を求めて回答を得た。「回答額平均は、連合と金属労協の集計を上回る結果でした。物価上昇を意識した生活の維持・向上の観点や、人への投資の必要性などの組合の主張を、会社側と共有できた結果と受け止めています」と津村正男委員長。来春は基幹労連として１万2000円以上の賃金改善を求める方針。「直近からすると高い水準...