有本彰男・国土交通省港湾局港湾物流戦略室長

「多頻度・多方面のコンテナ直航便を充実させ、日本に立地する産業がサプライチェーンの強靭化を図れるよう取り組んでいきます」と話すのは、国土交通省港湾局の有本彰男港湾物流戦略室長。「船が寄港するためには貨物があることが大前提です」とし、集貨・創貨を進めている。「日本から輸出されるものが伸びる環境ではなくなっています。足元では、中国からアセアンに生産地シフトが起こっていますが、伸びるアジアの需要...