平井一彰・御前崎港管理事務所長

「港湾はわが国のＣＯ２排出量の約６割を占める産業の多くが立地していることから、ＣＯ２削減の余地が大変大きいエリアです」と話すのは、静岡県の平井一彰御前崎港管理事務所長だ。船社や荷主から選ばれる港となるためにも港湾の脱炭素化を推進し、競争力強化につなげる意義を訴えた。さらに「脱炭素化は行政の取り組みだけでなく、民間事業者の協力があってこそ図られます。地元の関係者とともに取り組むことは大変有意...