宮永俊一・三菱重工業社長

「私が何もかも壊してしまったと言われるかもしれませんが、組織は時代の中で変わっていかなければなりません」と話すのは三菱重工業の宮永俊一社長。社長在任中の６年間に進めた改革を振り返り、「70歳だった身体を30歳にした。まだ少し傷が残っているが、体づくりはある程度できた」と喩えた。「30～40歳を維持できるよう常に入れ替えて、自分たちが持つ技術を大事にしながらも、世の中が求めているものは何か、...