乾康之・乾汽船社長

「資源の安定輸送という当社の使命を全うするには、スクラバーの搭載が良いと判断しました」。乾汽船の乾康之社長は決算説明会で、ＳＯｘ（硫黄酸化物）排出規制への対応策として、ハンディサイズ・バルカー11隻にスクラバーを搭載する方針を明らかにした。全保有船に規制適合油を採用する場合、年間約1800万ドルのコスト増になるとの試算を示した上で「スクラバーの設置費用も１隻当たり約300万ドルと大きいです...