新井大介・川崎汽船常務執行役員

「個人の才覚を生かすというか奔放というか、そういうところは体質としてあったと思いますね」。自社のコンテナ船事業の歴史を振り返って、川崎汽船の新井大介常務執行役員はそう話す。「北米ではダブルスタックトレインやリーファーブリッジなど、邦船の中でも先駆けとして取り組んだのもそう。自分は欧州での経験が長く、コスコと初めて提携した時のことを覚えていますが、非常に取り組みがスピーディで、当時自分がまだ...