2025年12月29日無料公開記事
スポットの定期用船(タイムチャーター)価格の先物取引であるFFA。市況変動リスクのヘッジ手段として広く使われるようになったFFAの基礎から最新動向を、ドライバルクのFFAに詳しいエクセノヤマミズ穀物部の大本博司副部長に解説していただきました。
※連載の掲載は2025年10月。記事内容は初出時のままです。
海運市況の変動リスクをヘッジする手法として、船舶用船料先物取引(フォワード・フレート・アグリーメント=FFA)の利用がドライバルク部門を中心に海外で一般化している。日本でも邦船大…続き
FFAの取引で大切なのは、自分が持っている現物ポジションのリスクをきちんと把握することだ。ロングやショートのポジションがどれくらいあるのか、時価評価がどう動いているのか、どの程度…続き
ここからは、実際にFFA取引を行う際の基本についてお話したい。まず前提として、ヘッジの概念を正しく理解しておくことが非常に重要である。 新聞などで「海外の船社がFFA取…続き
FFA取引を行う際には、前回説明したヘッジの概念を正しく理解したうえで、「規制リスク」「マーケットリスク」「与信リスク」の3つのリスクを把握しておく必要がある。このうち最も…続き
先物取引というと、取引経験のない方にとっては「何となく手を出すと危険な取引」という印象を持たれているかもしれない。しかし、実際には非常に優れた仕組みであり、厳格なルールのもとで運…続き
FFAをヘッジ目的で利用する際には、市場の出来高と取組高を必ず確認しておく必要がある。出来高とは、一定期間内に成立した売買数量を指し、この数値が大きいほど市場の流動性が高い…続き
FFAの市場規模は、原油や穀物など主要な商品先物と比べると非常に小さいことは前回述べたとおりである。それでも、2020年以降の海運マーケットの盛り上がりを受け、FFAは出来高・取…続き