2025年11月14日マーケットを読む
《連載》マーケットを読む!㉙<近海船>
船齢高齢化対策と船隊規模の維持が課題
NYKバルク・プロジェクト 竹内寿史執行役員
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― 今年の近海船マーケットをどう見ているか。
「日本出し往航の太宗貨物である鋼材出荷が鈍い。足元、昨年比で約2割程度減っている。一方東南アジア出し日本向けの復航は、FIT(固定価格買取制度)を背景としたバイオマス火力発電所新設の恩恵もあり、PKS(パーム椰子殻)やウッドペレットの荷動きが好調だ。ただバイオマスに代表される復航貨の運賃負担力は往航の鋼材ほど高くないため、スポット用船市況...
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