2025年10月31日
《連載》マーケットを読む!㉖<ケミカル船>
新造増でも需給均衡
飯野海運 藤村誠一取締役執行役員
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― 今年のケミカル船マーケットを振り返ってほしい。
「2024年上半期は、運賃ベースで過去最高の水準となり、記録的なマーケットだった。その後、後半にかけては次第に落ち着き、今年は急激な下落は見られないものの軟化傾向にある。要因の1つは中国経済の停滞で、不動産不況などの影響で経済回復が鈍く、市況は全体的に横ばいでの推移が続いている。ただ、コロナ禍前やロシア・ウクライナ戦争前と比べれば、...
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