2025年10月6日マーケットを読む

《連載》マーケットを読む!⑮<ケープサイズ>
ギニア鉱が中・印の国内鉱などを代替
川崎汽船 三上武志執行役員

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 ― 今年これまでのケープサイズ市況をどう見ているか。  「今年は米トランプ政権の政策による影響が懸念される中でスタートした。ただケープサイズで言えば関税の影響は限定的で、これまでのところ目立った変化は出てきていない。鉄鉱石はブラジルからもオーストラリアからも堅調に出荷されている。中国も、昨年以上に鋼材の輸出が堅調だ。さらに西アフリカ・ギニア出しのボーキサイトが昨年比で3割増となっており...

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