2025年7月22日無料公開記事洋上風力発電
FLOWRA、ABSと浮体式洋上風力技術開発で協力
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浮体式洋上風力発電技術研究組合(FLOWRA)はこのほど、米国船級協会(ABS)との間で浮体式洋上風力発電分野の技術開発協力に関する覚書を締結したと発表した。FLOWRAの寺崎正勝理事長は発表で、「ABSの卓越した技術評価とFLOWRAの取り組みを組み合わせることで、浮体式洋上風力システム全体の最適化と技術基盤の確立を推進し、開発リスクとコストの低減に繋がるものと期待している」とコメントした。
FLOWRAは国内の発電事業者が協調し、海外機関との連携を含めて浮体式のコストやリスク低減に向けた共通基盤技術開発に取り組んでおり、これまでに英研究機関OREカタパルトやデンマーク産業連盟エネルギー部門のDIエナジー、DNV、ノルウェー政府機関イノベーション・ノルウェーとの間で協力や協業検討に向けた覚書を締結している。