2023年10月20日

発注残が既存船の5%に低下
ケープサイズ、船価高騰・環境対応背景

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 ケープサイズ・バルカーの新造発注残が記録的な低水準で推移している。BIMCO(ボルチック国際海運協議会)の17日付のレポートによると、今年10月初旬時点のケープサイズの発注残は2000万重量トンで、既存船隊の5%に低下した。ケープサイズの新造発注が停滞しているためで、新造船価の高止まりと用船市況の下落、環境規制強化による従来燃料船の陳腐化リスクなどが背景にある。  BIMCOによる...
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