タンカー検船をデジタル化
ＯＣＩＭＦの「ＳＩＲＥ2.0」、段階導入を開始

　オイルメジャーなどが加盟するＯＣＩＭＦ（石油会社国際海事評議会）はこのほど、タンカーの品質・安全性などを評価する検船・報告制度「ＳＩＲＥ」で、デジタル化された新たなプログラム「ＳＩＲＥ2.0」を段階的に開始したと発表した。従来のＳＩＲＥプログラムに代わるものになる。 　「ＳＩＲＥ2.0」は検査の実施方法を抜本的に見直し、タブレット端末を用いた検査とするほか、ヒューマンエレメント（人的要...