ヴァーレ向け既存ケープに円筒帆
商船三井、ノースパワー製を24年前半搭載

　商船三井は８日、ブラジル資源大手ヴァーレ向けの鉄鉱石輸送契約に投入している既存の20万重量トン型ケープサイズ・バルカーに風力推進補助装置を搭載すると発表した。フィンランド・ノースパワー社製の円筒帆（ローターセイル）２基を2024年前半に搭載する予定。ローターセイルと航海最適化システムを併用することで約６〜10％の燃料消費量とＧＨＧ（温室効果ガス）排出量の削減を見込んでいる。 　ノースパ...