《連載》ドライバルク専用船事業の展望④石炭船
ＬＮＧ燃料・風力装置を電力会社に提案
商船三井・作間淳児電力・風力エネルギー事業群第一ユニット長

　—　商船三井の電力炭輸送船隊は。 　「幅広船の９万〜14万重量トン型を35隻運航している。このうち自社船の割合は２割程度で、用船は船主５社と契約している。石炭船は毎回日本に寄港し乗組員の交代や舶用品のサプライなどのスケジュールが読みやすいため、船主にとって船舶管理がしやすい船だと言える。船隊のうち約５割が専用船・専航船で、残りがＣＯＡ（数量輸送契約）・スポット契約。ポジションが合わない...